わんこ
DAYS
  2003. 9.17   歯が抜けた!
それは、ある日突然やってきた。
いつものようにアルくんとタオルの引っ張りッこをして遊んでいた時のこと。ふと見るとタオルにちょっぴりシミが付いているのに気が付いた。よく見てみると、赤っぽいし・・もしかして血?
知らない間に口の中を切ってしまったのかと思って、慌ててアルくんの口を開けて覗き込む。すると・・・アルくんのちっちゃい前歯(下)が付け根からほぼ90℃に曲がっていて、そこから出血しているのがわかった!かろうじて根っこでつながっているような状態・・。
あ、そうかぁ〜〜〜。もう歯が生え変わるんだぁ〜〜〜。
そうか、そうか・・・と一人でぶつぶつ言いながら、アルくんも、もうそんな時期にきたんだなぁとシミジミ・・。シェルティは歯の生え変わりが遅いほうだと聞いていたので、まだまだ先のこと・・と思っていたのだ。そろそろ生後4ヶ月。ちょうどいい頃だろうな。順調に成長しているってことだよね(^^)
抜けきらずにプラプラしている前歯が気になって、一気に抜いてあげようと爪を引っ掛けて引っ張ってみたけど失敗。いたずらに痛い思いをさせてしまった〜(- -;) 諦めてタオルの引っ張りッこで抜けないものかと試してみると、何度目かにポロッと取れた。ホッ。その後は、ほぼ毎日ひとつずつ前歯が抜けて、一週間もたつと一番最初に抜けた前歯は、もう永久歯が生えてきていた。ちょっと感動(^^) ちゃんと生え変わるようにと、ぐらついている歯を見つけては、タオルの引っ張りッこをしたり、へちまを使ったりして、なるべく早く抜けるように気をつけていた。アルpapaが上手に抜いてくれたので助かったわ。私じゃなかなかうまく出来なかったもの。難関だと思っていた犬歯も、下の歯は割とすんなり抜けたので、ちょっと拍子抜けしたぐらい。でも一番やっかいなのは上の犬歯だった。毎日ちょっとずつ揺らしてみて、ぐらついてきたもののなかなか抜けない。もう永久歯がちょっと生えてきてしまっているのに・・。遊んでいるときに、偶然私の上着に引っかかって片方は抜けたけど、どうしてこれだけ抜けないのかな〜と思っていたら、Tさんに、「そういうモノよ」とあっさり言われた(^^;)
たまたま秋の展覧会を見に行ってTさんにお会いしたときに、最後に残っていた上の犬歯を見てもらい、ぐらついているからと(Tさんのご主人に)もう少し・・と言いつつグイグイ指で押してもらっているうちにポロッと抜けた! アルくん思わず「キャンッ」とひと鳴き。痛かったのか、ビックリしたのか・・きっと両方だろうな(^^;) よく頑張ったご褒美に、いつもはあまり上げないおやつを少し。
でも良かった〜。これで全部抜けた。最初の歯が抜けてから1ヶ月ちょっとたっていた。あとは犬歯の向きが正しい方にいくように、少しずつ指で押してあげたほうがいいというアドバイスを受け、毎日実行。
おかげさまでアルくんの歯はとてもきれいに生え変わった(^^)v
Part  4
2003. 8.27    アルくん風邪をひく・・
2003. 9.17    歯が抜けた!
  2003. 8.27   アルくん風邪をひく・・
今年の夏はとても気温の差が激しかった。雨ばかりで肌寒い日が続いたかと思えば、急に30℃を越す蒸し暑い日になったり・・。そのせいか、4、5日前からアルくんはハナ垂れ小僧だった。 元気・食欲・排便などは問題なし。ブリーダーのTさんにも相談して、軽い風邪だろうということで様子をみていたんだけど、なかなかスッキリ治る気配がない。気になっていたのは、寝起きや遊んでいるときに連続したクシャミをする事。4日後には北海道旅行が控えていたので、このままでは連れて行っても心配だし、やっぱり病院に行くことにした。
診察をしてもらい、普段の様子などを話した診断結果は、やはり風邪の初期症状だろうということだった。医師からは「この場合、いつもなら飲み薬で様子をみることが多いが、今回は強壮剤入りの注射をうってみてはどうか」・・と言われた。以前から旅行に一緒に連れて行きたいということもお話しして、ワクチンプランも決定した先生だったので、また色々注射の内容なども聞いて、少し悩んだ結果、注射をうってもらうことにした。
我が家では、基本的に最低限の注射や薬(ワクチンやフィラリア薬など)以外は、なるべく避けたいと思っていたのだけど・・。特に、薬の副作用がとっても怖い。大丈夫だとは思っても、万が一・・ということをつい考えてしまうのだ。特にコリーやシェルティの場合、他の犬種と体の構造が違う部分があって、フィラリヤ薬でも気をつける必要があると聞いていたし。気にし過ぎかもしれないけれど・・。
今回の注射は、主に体力をつけて、免疫力を高めるためのものだという説明をうけた。要するに、アルくんの自然治癒力を高めて風邪を治すということだ。2回目のワクチン注射が終わったばかりなのに、また注射されてしまったアルくん。いつもはじっと我慢のコなのに、今日は針がささった瞬間、ピクッと振り向いた。ちょっと痛かったのかなぁ。それでも暴れたりはしないけれどね。
お散歩(デビューしたばかり^^;)も控えて安静にして、2、3日通院して様子をみましょうということになった。早く治りますように・・。
次の日。
アルくんの症状はほとんど変わっていなかった。相変わらず元気で食欲旺盛、でもハナ垂れでクシャミもする・・(すこ〜しクシャミの回数が減ったかな程度)・・具合が悪いせいか、寝てる時間がいつもより長いような気がする。病院に行くと、今日は違う先生だったので(もちろんカルテはみていたけれど)また同じような説明をした。結果、やはり風邪の初期症状で間違いないだろうと、昨日と同じ注射をうつことになった。 またまたプチッと注射されてしまったアルくん。今日も安静にしていなくちゃ。注射が効きますように・・。
そして次の日。
なんとすっかり良くなっていた!v(^^)v
クシャミもしないし、鼻水も出てない。やった〜!全快・・とまではいかないだろうけど、ほぼいつものアルくんと同じみたい。一応、病院に行って(また違う先生だった)診察をしてもらったけれど、注射はなしで、飲み薬をもらってきた。旅行もOKが出たし、これで一安心だ。今日、具合がよくなっていなければ、病院(ペットホテルも併設してるので)といえども預けていくのは不安だし、旅行を取りやめようと思っていたのだ。一緒に北海道に行けることになって、とっても嬉しい。
アルくん、よく頑張ったね。でも、一応今日も安静にしていよう。

             ×     ×    ×    ×    ×    ×    ×    ×

追記:このときは、諸事情もあり病院に行きましたが、何もなければ家で安静にしていれば自然に治っ
    ていたのではないかと思います。ちょっと大騒ぎし過ぎたかなぁ・・と今では思ってます・・(^^;)

    なお、最後に処方された風邪薬は、結局、飲ませませんでした。